【島根県の名勝地】「双川峡・養戸の滝」と大イチョウ

 島根県益田市にある県指定の名勝地である「双川峡・養戸の滝」に行きました。この場所までの道は狭いため、運転には少し注意が必要です。駐車場から滝までは約150mとそこまで遠いわけではないので、見るための難易度は低いと感じました。

 

 蛇の谷橋という木製の橋を渡り、滝まで歩いて行く道中、小川が流れていますが、かなり透明度が高いです。上流の川のため、大きな石がごろごろと転がっており、複雑な川の流れができている風景はとても面白いです。

 

 また、道中には小さな堂や、碑がありましたが、こちらの一部は京都の清水由来の物らしいです。

 

 あっという間に滝の傍につきますが、そこには巨木があります。こちらの木は看板の案内によるとイチョウの木らしいです。高さは約43mあるらしく、普段街中で見かけるイチョウの木とは雰囲気が全然違いました。

 養戸の滝はこの大イチョウの横から見ることができます。こちらの滝は落差約20mらしく、大イチョウの木の約半分程になりますが、十分に迫力がありました。滝が小さいのではなく、イチョウの木が大きすぎる感じです。滝とイチョウの木を一緒に見るととても壮観なのでお勧めです。

 

 春、夏は緑を楽しみ、イチョウの木があるということなので、秋は紅葉も楽しめそうな場所でした。冬場は雪が多くなる地域のため、狭い道が少し怖く、あまりおすすめはできないです。四季によって変わる風景を楽しめる場所のようなため、訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

※こちらの記事の内容は2022年10月11日に訪れた内容になります。

【島根県の名勝地】日本の滝100選に選ばれた「竜頭が滝」

 島根県雲南市にある日本の滝百選に認定されている「竜頭が滝」に訪れました。駐車場はそれなりに広く、停めるのに苦労しませんでした。

 

 滝を見るためには少し遊歩道を歩きますが、ある程度整備されており、歩きにくいということはなかったので、気軽に行けるところです。遊歩道の横には小川が流れており、かなり水質が良いらしく、渓流魚も見ることが出来ました。住む場所が限られている渓流魚を手軽に見ることが出来たのは感動です。

 

 看板の案内によればオオサンショウウオも生息しているらしいです。ただしオオサンショウウオは夜行性なので、昼間に滝を見るついでに探しても見ることは難しいかもしれないですね。また、この場所はスサノオノミコトの伝説ゆかりの地らしく、大蛇退治の際に出来たとされる地形などの紹介がされていました。

 

 遊歩道を歩いて行き最初に見えてくる滝は「雌滝」です。落差はそこまでないですが、水量はそれなりにあり、周囲の地形もきれいで良い雰囲気です。ここからさらに階段を上っていきます。

 

 ここは滝だけでなく、「杉並木」も迫力があります。樹齢数百年はありそうな木々が多く、圧倒されます。普段見ている杉の木とはスケールが違い本当に杉の木かと思ってしまうほどでした。

 

 階段を上った先には、メインの「龍頭が滝」があります。その落差は40m以上あるそうで、大迫力です。透明度も抜群で水遊びをしている人たちも見られました。この滝の特徴は、滝の裏に行くことができることです。あまり多くの滝を訪れたことはないですが、このような地形は珍しいのではないでしょうか。滝の裏なこともあり、滑りやすくなっているので、注意が必要です。

 

 

 特に夏場は避暑地としても良い場所のため、人が多くなるのではないかと思われます。道の駅などで入手したパンフレットによると毎年8月15日には「竜頭が滝祭り」が開催されているそうです。

 自然の力が偶然作り出した地形はとても魅力があり、島根県の歓呼地でもかなりお勧めです。ドライブなどで近くに来た際には是非寄ってみてはいかがでしょうか。

 

※こちらの記事の内容は2022年8月11日に訪れた内容になります。

【島根県の道の駅】ゆうひパーク浜田

 島根県の道の駅巡り、2022年最後の夕日を見に訪れたのは、「道の駅 ゆうひパーク浜田」です。原井インターから5分以内の場所にあります。

 こちらの道の駅は先日訪れた夕日パーク三隈と同様に夕日を見るには最高です。日本海に沈んでいく夕日を見ることが出来ますが、時期に注意です。年間を通じて太陽の沈む位置は変わるため、思っていた位置ではなかったということがあります。きれいに日本海に沈む夕日を見るには3月中旬と9月中旬らしいです。

 

 

 敷地内には道の駅の店舗の他に、レストラン、情報コーナー、休憩室、公園、夕日を眺めることができる広場などがありました。こちらのレストランでは浜田のきれいな海でとれる魚介類を使用した料理が食べられるそうです。

 

 情報コーナーはかなり充実しており、これまで訪れた道の駅の中でもトップクラスだと思います。温泉施設に加え、そこのお湯のpHなども紹介しているのは驚きました。他にも周辺の詳細情報を掲示してあるので必見です。  

 

 

 休憩室は何か所かあり、2階からは夕日を眺めることが出来ます。日本海側は風が強いことが多いのでありがたいですね。風が無い日は外の夕日を眺めることができる広場から眺めることをお勧めします。

 

 

 公園は広く遊具などもあり、遊具の一部にはおそらく島根県名物ののどぐろと思われるものもありました。親子で遊んでいる人たちもいたので、地域の憩いの場になっているみたいでいいですね。

 

 

 販売品としては、やはりこの地域名物の赤天がおすすめです。他にはのどぐろの干物など加工品、穴子の蒲焼、出雲そばシジミの加工品、島根のお米、神楽関係グッズ、地元のお菓子、お酒、しまねっこのキーホルダー、陶器などがありました。

 浜田のきれいな日本海や夕日を見たいという方は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。

 道の駅では「道の駅カード」というものが売られており、島根県の中でも29か所分あり、全箇所制覇しました。

 島根県は横に長く、全箇所周るのはなかなか時間がかかりましたが、それぞれの地域で特色があり非常に楽しかったです。これからは別の県の道の駅の紹介もしながら、これまで島根県の道の駅で入手したおすすめスポットを訪れ、紹介出来たらと思います。 

 一つの区切りとして記事を読んで頂いた方々、ありがとうございました。

【島根県の道の駅】サンピコ江津

 島根県の道の駅巡り、大荒れの日本海を横目に訪れたのは、「道の駅 サンピコ江津」です。石見福光インターから10分くらいの場所にあります。

 車を降りて迎えてくれたのは、鬼瓦のモニュメントです。けっこう迫力があります。

 

 敷地内には道の駅の店舗の他に、「石見神楽劇場舞乃座」、「石見のおみやげ恵比寿市場」、レストラン「大黒食堂」などがありました。やはり目を引くのは石見神楽の劇場ですね。定期的に開催しているみたいなので、興味がある人はとても魅力的です。道の駅内の休憩スペースも石見神楽の情報が多く掲載されていました。

 

 

 販売品としては、島根名物ののどぐろの加工品、赤天などの練り物、浜田港水揚げの魚、江の川の鮎の冷凍品、干し鮎、神楽関連商品、石見焼きの陶器、出雲そば、魚の干物、わかめなどの乾物、豊富な地元の野菜、果物、お米、観賞用の花などが販売されていました。お酒は隣接する建物で販売されていました。今回は島根名物の赤天を購入して休憩スペースで頂きました。

 

 こちらの道の駅に来る前に、岩瀧寺の滝に行きました。遊歩道が整備されている滝で、駐車場からも近いので見に行くまでの難易度はそこまで高くないです。簡易トイレも設置されていました。ただし駐車場が2台分しかないため、人が多い時は注意が必要です。規模はそこまで大きくないので、近くに来た際にふらっと見に行くのが良いかもしれないです。

 

 

 

 石見神楽が見てみたいという人は、予定を確認して訪れてみてはいかがでしょうか。

 道の駅では「道の駅カード」というものが売られており、島根県の中でも29か所分あります。全箇所制覇まであと1か所です。

【島根県の道の駅】ごいせ仁摩

 島根県の道の駅巡り、日が傾きつつある中訪れたのは、「道の駅 ごいせ仁摩」です。仁摩・石見銀山インターから5分以内の場所にあります。

 こちらの道の駅は2022年1月にオープンしたばかりで、施設はかなり新しいです。敷地内には、道の駅の店舗の他にドッグランスペース、広場、屋根付きステージ、レストランがありました。犬を飼っている人は一緒に遊べるので嬉しいですね。

 

 

 レストランでは名物の穴子や海鮮丼を食べることが出来ます。営業時間が16時30分までなので、行くとしたら昼食時になりそうです。

 

 道の駅内には観光案内所や休憩スペースがあるので、まだどこに行くか決めていない人はこちらで検討しても良さそうです。休憩スペースではアイスなどが販売されているのでアイスを食べながらゆっくり話をしてはいかがでしょうか。

 

 販売品としては、名物の赤天を始めとした練り物、江の川の鮎の加工品、穴子や蟹などの魚介類、神楽のお面、出雲そばシジミの加工品、陶器や木製の工芸品、わかめなどの魚介類の乾物、地元の野菜や果物、お酒、お米などが販売されていました。かなり販売品が充実しているのでお土産を選ぶのには困らないと思います。

 道の駅を後にして訪れたのは、サンドミュージアムです。道の駅からそこまで離れていないので、一緒に寄りたい場所です。残念ながら訪れた際は休館日だったので、中は見られなかったです。年末だったので、1年砂時計は後わずかで落ちきるくらい減っていたと思うので残念です。

 

 

 サンドミュージアム石見銀山など観光名所が周辺にあるため、情報を入手したり、お土産を購入する際に訪れてみてはいかがでしょうか。

 道の駅では「道の駅カード」というものが売られており、島根県の中でも29か所分あります。全箇所制覇まであと2か所です。

【島根県の道の駅】酒蔵奥出雲交流館

 島根県の道の駅巡り、雪が降る道を慎重にドライブしながら訪れたのは、「道の駅 酒蔵奥出雲交流館」です。吉田掛合インターから40分程度とインターから少し離れた場所にあります。

 こちらの道の駅は、隣接するように酒造会社があり、お酒がメインで販売されています。内装は木造のような感じになっており、休憩スペースもあるので、ゆっくり休むことが出来ました。また、お酒の試飲スペースもあるので、運転しない人にはうれしいです。自分用、ギフト用として購入する際に参考にできるのは良いですね。

 

 販売品としては、お酒の他に、地元のお菓子、島根名物のシジミ関係の加工品、仁田米、出雲そば、海産物の加工品、漬物、酒器(ぐいのみ、桝)などがありました。

 道の駅の裏手には亀嵩川という川が流れており、川沿いにはホタルの保全活動をしているような看板がありました。そういった観点からも、ここら辺の地域は水がきれいなことが想像できます。島根はお米も美味しい印象があるので、お酒を造るのにはとても適している地域ですね。

 

 道の駅を後にし、近くにあった「亀嵩温泉」に移動です。温泉旅館ですが、日帰り温泉として利用することが出来ました。玄関ではマスコットらしいの亀の置物がお出迎えです。温泉以外の施設も充実していました。

 温泉は広々としており、足を延ばしてゆっくり入ることが出来ました。雪が降る露天風呂は風情があり、温泉の温かさと気温の低さが心地よく、つい長風呂してしまいました。長距離運転をした後だったので、いつも以上に気持ちが良かったです。

 

 

 道の駅内にはお酒関係の賞状やトロフィーなども多く飾ってあったので、お酒が好きな人、温泉でゆっくりくつろぎたい人は是非訪れてみてはいかがでしょうか。

 道の駅では「道の駅カード」というものが売られており、島根県の中でも29か所分あります。全箇所制覇まであと3か所です。

 

【島根県の道の駅】ロード銀山

 島根県の道の駅巡り、日本海側をドライブして行ったのは、「道の駅 ロード銀山」です。大田中央・三瓶山インターから10分以内の場所にあります。

 こちらの道の駅は、石見銀山からも近いため、名前にも銀山が入っています。道の駅内にはレストランがあり、名物のあなご料理もあるとのことなので、機会があれば食べてみたいと思います。

 

 

 休憩スペースも設置されており、その付近にはメダカや金魚が入った鉢があったので、ゆったり泳ぐ姿に癒されました。ストーブも設置してあるので、コロナ渦でなければ地域の方の憩いの場になっているのではないでしょうか。もちろん日本海側をドライブする際に休憩するのも良いかと思います。

 

 

 販売品としては、島根県の名物ののどぐろ、あなご、海藻の加工品、地元のお酒、お菓子などがありました。全然知らなかったのですが、ここら辺はあなごが有名らしいです。また、銀山跡地が近いため、銀を加工したお土産があったので購入しました。

 道の駅を後にして訪れたのは、石見銀山世界遺産センターです。こちらでは実際に銀を掘っていた現場のツアーもあるそうですが、意外とその場所まで時間がかかりそうなため今回はあきらめました。興味がある方は事前に下調べしていった方が、当日スムーズかもしれないです。現場には行けなかったですが、センター内でも資料を見ることが出来たので良かったです。貴重なものが多く、撮影禁止のものがけっこうあるため、撮影時には注意が必要です。感想として、現在は日本の中でも田舎として有名な島根県が、約500年前は幕府を支える重要な財源だと知り驚きました。

 

 

 石見銀山を中心とした魅力ある地のため、是非訪れてみてはいかがでしょうか。

 道の駅では「道の駅カード」というものが売られており、島根県の中でも29か所分あります。全箇所制覇まであと4か所です。