【島根県の名勝地】日本の滝100選に選ばれた「竜頭が滝」

 島根県雲南市にある日本の滝百選に認定されている「竜頭が滝」に訪れました。駐車場はそれなりに広く、停めるのに苦労しませんでした。

 

 滝を見るためには少し遊歩道を歩きますが、ある程度整備されており、歩きにくいということはなかったので、気軽に行けるところです。遊歩道の横には小川が流れており、かなり水質が良いらしく、渓流魚も見ることが出来ました。住む場所が限られている渓流魚を手軽に見ることが出来たのは感動です。

 

 看板の案内によればオオサンショウウオも生息しているらしいです。ただしオオサンショウウオは夜行性なので、昼間に滝を見るついでに探しても見ることは難しいかもしれないですね。また、この場所はスサノオノミコトの伝説ゆかりの地らしく、大蛇退治の際に出来たとされる地形などの紹介がされていました。

 

 遊歩道を歩いて行き最初に見えてくる滝は「雌滝」です。落差はそこまでないですが、水量はそれなりにあり、周囲の地形もきれいで良い雰囲気です。ここからさらに階段を上っていきます。

 

 ここは滝だけでなく、「杉並木」も迫力があります。樹齢数百年はありそうな木々が多く、圧倒されます。普段見ている杉の木とはスケールが違い本当に杉の木かと思ってしまうほどでした。

 

 階段を上った先には、メインの「龍頭が滝」があります。その落差は40m以上あるそうで、大迫力です。透明度も抜群で水遊びをしている人たちも見られました。この滝の特徴は、滝の裏に行くことができることです。あまり多くの滝を訪れたことはないですが、このような地形は珍しいのではないでしょうか。滝の裏なこともあり、滑りやすくなっているので、注意が必要です。

 

 

 特に夏場は避暑地としても良い場所のため、人が多くなるのではないかと思われます。道の駅などで入手したパンフレットによると毎年8月15日には「竜頭が滝祭り」が開催されているそうです。

 自然の力が偶然作り出した地形はとても魅力があり、島根県の歓呼地でもかなりお勧めです。ドライブなどで近くに来た際には是非寄ってみてはいかがでしょうか。

 

※こちらの記事の内容は2022年8月11日に訪れた内容になります。